地域にもよりますが、7月下旬から大抵の小中学校は夏休みに入ります。
というわけで、今回のテーマは、「夏休み」。5月6月が重たい話題だったので、ゆるい話をだらだらと書いていきたいと思います。
皆さんは「ぼくのなつやすみ」というゲームをご存知ですか?「ぼくのなつやすみ」は、その名の通り、小学生の「ボク」が、田舎で夏休みを過ごすゲーム。第1作は2000年6月22日に発売され、その後、第4作まで出ています。1~3の舞台は、1975年ですが、4のみ1985年が舞台です。いわゆる「昭和」が舞台となっているのは、当時の大人世代をターゲットにしていたからでしょうか。
「ぼくなつ」でできることは様々で、虫取りや釣り、水泳、アイテムの収集やその他の遊び(作品によって異なる)などを楽しむことができます。ある程度以上の世代が、「夏休み」と聞いて思い浮かべることは大体できるようになっています。
ちなみに、2021年には『クレヨンしんちゃん 「オラと博士の夏休み」〜おわらない七日間の旅〜』というゲームが出ていますが、開発元は「ぼくなつ」シリーズと同じだそうです。
こちらは、現実の夏休みに加え、非日常的な要素も入ってきています。
https://game.neoscorp.jp/shinchan/index.html
ちなみに、僕は、「ぼくなつ」の主人公たちの世代よりは少し下なのですが、僕がこのゲームを知ったのはやはりインターネットのおかげです。初代については「8月32日」バグで知り、4はいわゆる実況動画で知りました。遊びたいな、と思いつつ、残念ながら、僕はプレステシリーズを持っていないので、「オラ夏」以外は遊べそうにないのですが……・
さて、僕の夏休みはどうだったのだろう…と思い浮かべてみると、「ぼくなつ」と近い部分もあったような気がしています。
例えば、6時30分にラジオ体操をして、カードにスタンプを貰ったり、小学校低学年のときは虫取りや探検をしてみたり。小中学では「夏休みの友」的なドリルを渡され、「涼しい朝のうちに済ませよう!」と言われた記憶があります。
ただ、学年が上がるにつれ、ゲームや勉強をすることも増え、いわゆる「ぼくなつ」の夏休みとはだんだん離れていったような気がします。
小中学校の夏休みで最も印象に残っていたのは「読書感想文」と「自由研究」でしょうか。自由研究は、なかなかテーマが決まらず、読書感想文は「感想文を書く」それ自体に苦労させられました。
いまでこそ僕はこちらにたくさん本の感想文(?)を書いていますが、当時はかなり苦労していました。書くべきテーマが比較的はっきりとしていた課題図書を読んでも、「おもしろかった」「つまらなかった」以外の感想がなかなか出てこなかったのです。
とはいえ、文字数を書かねばなりません。他の人もよく言っていますが、あらすじ紹介をして、文字数を稼ぐこともしばしばありました。他にも、「どうやってこの本と出会ったか」で文字数をうめたこともありました。
それなりの感想文を書けるようになったのは、実はもう少し後になってからです。評論文・ゲーム、アニメ、ドラマのレビュー文など様々な文章に触れ、自分の感想をはっきり言語化できるようになって、ようやくそれっぽい感想文を書けるようになったのです。
(逆に、全く読書しなかったり、全く文章を読まなかったりすれば、それだけ言語化するのが難しくなっていたと思います。読書大事。)
最近では、小学生向けに「感想文の書き方」なるワークシートがあるそうです。小学生のときにあったらすごく助かっただろうなあ。
https://tamekamo.com/2021/08/14/print-material-dokusyokansoubun/
コメント