Calckey.jpの思い出

Diary
UnsplashNASAが撮影した写真

こちらは、#FirefishAdventCalendar2023 25日目の記事です。多忙のため、遅れました。

2023年2月に公開された日本語話者向けサーバー「Calckey.jp」は、管理者の都合により、2023年12月31日をもって閉鎖となります。今回は、その「Calckey.jp」の思い出をゆるく振り返りたいと思います。

プロフィール情報によると、僕がCalckey.jpに登録したのは2023年3月25日とのことです。
https://calckey.jp/@windowsFerns

当時は、「MisskeyのフォークのCalckeyがあるらしい」という噂を聞き、好奇心から登録したと記憶しています。ただし、あくまでサブアカウントの一つであり、ほとんど稼働せず、メインはおひとり様サーバーやMisskey.ioでした。

転換点はやはり、4月に起きたMisskey.ioの差別問題でした。僕の場合、以下の経緯で問題を知りました:

  • 2023年4月23日夜にmisskey.ioでLGBTQ+関連ワードにフィルターがかかっているという旨の投稿を見る
  • 翌日、io管理人の投稿を見る
  • そのほか様々な意見に触れる(Misskey.io,Calckey.jpなど)

詳しくは別の記事に書いたので、ここでは省略しますが、これをきっかけに、おひとり様サーバーをCalckeyに移転、サブアカウントであるCalckey.jpのアカウントもある程度稼働させるようになりました。

僕はこれまで、Misskey.ioはじめいろいろなサーバーに登録してきましたが、Calckey.jpは他のサーバーに比べると、とても落ち着いた雰囲気のサーバーでした。ローカルタイムラインはそこまで流速が速くなく、時折、Calckey.jp生まれの骨のキャラクター「ぼんちゃん」の絵文字が躍っているのを見るのはとても癒されたものでした。僕自身、「#Fediverseぼんちゃん推し部」というハッシュタグをつけて、ぼんちゃんの投稿をすることもありました。
(僕が管理するおひとり様サーバーやAurora Planetにも、ぼんちゃんの絵文字がたくさんあります。)

また、単に日常の投稿だけでなく、社会問題などの問題に言及しやすい雰囲気だったのも、また良いところでした。こうしたサーバーは何気に貴重だったりするものです。

4~6月にかけて、Misskey.io以外にも、複数のサーバーで、差別問題に関する問題が起き、Calckey.jpでも様々な議論があり、大変に考えさせられました。今年は、今まで以上にそうした問題をしっかり考える機会の多い年だったと感じています。

7月には、CalckeyがFirefishに改名しました。新しい魚のキャラクターがお披露目され、日本語圏では「火魚」という愛称ができたり、「フィレオフィッシュ」というネタ(?)が生まれたりしました。

Firefish
A fun, new, open way to experience social media

最初に述べた通り、数あるFediverseサーバーの中でも居心地のよかったCalckey.jpは、2024年にはもうなくなってしまいます。

僕は、クローズドテストでAurora Planetを運営しています。まだまだ人が少ないのもあり、幸いにしてLTLの雰囲気はとても落ち着いていますが、Calckey.jpのような居心地の良いサーバーにするのはとても難しいでしょう。

多くのユーザーに素晴らしい居場所を提供してくださった管理者のNamekujiさんはじめモデレーターの方々には頭が上がりません。およそ9か月の間でしたが、本当にありがとうございました。

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